ボトックスによる多汗症治療は、わきの下や手のひらや足の裏などに汗をかきやすい人の治療として簡単で安全でとても効果的な治療方法なのです。方法は、汗をかきやすいところの皮膚にボトックスが含まれている薬液を注射するだけです。細い針で注射しますので痛みの程度としてはチクッとする程度です。そして腫れや内出血もありません。
わきの下や手のひらや足の裏などは緊張からなる精神的発汗の盛んな場所なのです。ですので、なにか緊張する場面があるときは手に汗をかいたりしたことがありますよね。ボトックスは皮膚に注射することで、汗を分泌する「エクリン腺」の働きを止めるのです。わきの汗とにおいは 汗を作って出す場所の2種類の汗腺に関係しています。脇の多汗症に悩んでいる方で2回ほどボトックスを注入を試みた方は、とても順調にいっているようです。多汗症治療によるボトックス注射を行うのであれば、冬のほうがいいでしょう。
歯を食いしばったときに硬く出るアゴの筋肉の咬筋が発達していることによってエラが張り、顔が大きくみえてしまって悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます。このような方もボトックス注射で小顔にすることができるのです。咬筋にボトックス注射をすると、筋肉の収縮が弱まるので約1ヶ月ほどで筋肉が痩せてきます。骨折などのときのギプスを1ヶ月ほどはめていると、腕や足が細くなるのと同じことです。効果はだいたい3?4ヶ月で完全になくなるので、数ヶ月すると元に戻ります。
しかし下顎骨がとびでていることによって、エラが張っている場合には効果が得られないでしょう。アポクリン汗腺はフェロモンのような物質を分泌し、エクリン汗腺とはさらさらの汗を分泌します。脇のにおいは、こうした汗腺からの分泌物が混ざりあって細菌に分解されることで発生します。ボトックス注射では、エクリン汗腺の働きをストップして、汗の量をほとんど0にするのです。またアポクリン腺とは、毛に付着しているのです。