A型ボツリヌス毒素を使用した製剤には、ふたつの種類があり「ボトックス」「ダイスポート」です。どちらもしわ治療をはじめとする色路な治療に使われてます。 ボトックスは神経毒素によって、筋肉の動きをストップさせる治療です。筋肉を動かすのは、筋接合部と神経から放出されるアセチルコリンという神経伝達物質の働きによるものです。 ボトックスは、このアセチルコリンが出てくるのを止めるための、筋肉が動きにくい状態にするということなのです。
しかしボトックス注入後、約4ヶ月以上たつと運動神経から新たな運動神経の側副枝が伸びるので、新しいアセチルコリンの放出が始まるのです。ですのでボトックスは、基本的に3ヶ月から半年に1度くらいの頻度で注入を続けることが必要となるのです。現在では色々な研究がなされていて、A型ボツリヌス毒素を使うことで従来型の目や額の周りのしわの除去だけでなく首や顔にいたるまで、しわや美容度改善のための適用が考えられているのです。
A型ボツリヌス製剤にはAllergan社の「ボトックス」、ISPEN社の「ディスポート」、HUGH社の「BTXA」という三つの種類あります。これらの製剤は基本効果に対しては全て同じです。しかし、安全性に関しては大きく違いがあるのです。一般にはどの種類もすべて同じといった印象があるのですが、中でもボトックスが最も安全で効果的ということがデータで評価されているのです。安全性の違いとは、アルブミンといって人間の血液を使って毒素を製剤化させるのですが、血液の感染症については一切非公開となっており公表されていないのです。
Allergan社製に関してはすべてが公開されていて、日本の厚生省も認可しているのです。また、薬剤の中にはゼラチンも含まれているのですが、このセラチンの量につてもアラガン社が最も少なくアレルギーのリスクも非常に少ないとされているのです。こういったことから、日本の厚生省も含めた世界各国で認証されているのはAllergan社のボトックスだけなのです。ですのでクリニックを選ぶときはAllergan社のボトックスのA型ボツリヌス毒素を使用しているかどうかの確認が必要となってくるでしょう。